2019.7.31
千曲市 治田町 高市社の竣工式を行いました

千曲市の治田神社境内にまつられている治田町高市社の引き渡し式、遷座式、竣工式に出席しました。

治田町高市社は1800年代に 千曲市稲荷山出身の小林五藤が彫刻したと伝承されています。

向拝柱の竜、背面羽目の黄石公と張良は一見の価値がある貴重な文化財です。
治田町高市社は高市大神と養蚕大神を祀っています。
以前、千曲市 稲荷山地区はお店と職人と農家の町であったことから事代主神(恵比寿神と同一視される商売の神様)と桑畑が多く養蚕が盛んだったことから養蚕大神を祀ってこられたそうです。
この 治田町高市社は現在は 治田町区が管理されております。
今回は 治田町区と 治田町高市社建設委員会の皆様が事業の進行にご尽力をいただきました。
今回の工事はこの 治田町高市社社殿を覆い保護している上家の建て替え工事でありました。老朽化した覆屋の建て替え工事には、施工者より設計提案とお見積りを提案する形式がとられました
治田町高市社建設委員会の皆様によると、設計についてもさまざまな配慮がなされ、且つ、コスト意識も保ちまとめてもらうことができたと、弊社長坂建設の提案をご採択いただいたものでした。

式には治田神社の氏子総代長様や治田町氏子総代様もご列席頂きました。
大勢の皆様のご協力により事業が成されます。

今回の工事では、地元の皆様の奉賛金により工事をさせていただきました。
ご寄付いただきました皆様の思いを形にさせていただける事に大きな責任とよろこびを感じて参りました。

本日、無事に引き渡しと竣工式ができました事に、改めて感謝の意を申し上げると共に、工事中お世話になりました関係者の皆様にも御礼を申し上げます。
長坂建設では、神社やお寺など様々な工事から昔の職人の技術に触れ、先人が培ってきた技を学んだり確認することで、現代の住宅工事や公共工事に最大限いかせる努力をして参ります。
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