建災防更埴支部安全パトロール行いました

建災防安全パトロールを行いました。
建設業災害防止協会更埴支部パトロールです。
労働基準監督署様と長野県千曲建設事務所様、千曲市役所様の各発注機関の皆様とともに管内4つの現場を二班にわかれてパトロールを実施しました。


各現場からご担当者より現場説明をしていただき、その後作業状況をパトロールしました。
会員はじめ参加者は真剣な眼差しで点検をしています。


訪問先の現場では安全や入職者の健康を考え、コロナ感染症拡大対策も様々な工夫をして行っていました。写真の現場では作業員一人一人の体温をチェックしていて、それを現場のお知らせ看板に示します。これは近隣の住民の皆様に、安心して現場へのお立ち寄りいただけるものであると思いました。
誰がきて何をしているかわからない…そういう不安を一掃するきっかけの一つであると思いました。


二つ目の現場では千曲市新山の急傾斜地の対策工事のパトロールを実施しました。

急斜面の崩落対策に太い鉄骨材を法尻の地面に挿入し、そこに安全ロックネットを張り覆うという工事でした。急斜面のすぐ際で行う工事で特に注意が必要な危険も伴う工事でした。
パトロールでは全般整理整頓などよくできている。急斜面にある石、倒木など不安定なものを除去して、引き続きご注意をいただきながら進めていただきたいとお願いしました。

年末になると、なんだか忙しくなり、仕事に集中するあまり、危険に対する予知力や危なさを忘れがちになります。また、冬期特有の交通事故、車両事故、転倒、霜による屋根から滑落など危険な箇所や状況が増えてきます。
管内では建設現場で2年半近く死亡事故を起こしていません。
このパトロールが引き続きゼロ災害への意識向上につながり、より有意義なパトロールとなるようにして参ります。